宮春のこだわり ~他社との違い~


日本で唯一、麦飯水仕込みで、こだわり豆腐をつくっています。

麦飯水とは、高山市清見町西部に分布する花崗斑岩(別名:麦飯石)の岩盤(麦飯を集めたような模様が特徴)を、長い年月をかけてくぐり抜けた天然水です。

麦飯石は、水分中の不純物をろ過する性質があるとされると同時に、カルシウム・鉄・ナトリウム・マグネシウムといった、人の体に必要なミネラル分を溶出し、そのミネラルバランスを整える性質があるとされています。また、ミネラルは細菌を静菌状態にする働きがあるため、水が長持ちするとも言われています。

さらに、麦飯石は硬度の高い水を軟水化する作用があるため、豆腐づくりに最適な水質に調整されます。


国産・輸入大豆を問わず、「炊く」ことにこだわればさらに豆乳が美味しく。

当社では、密閉式圧力釜を飛騨地区で先駆けて導入しました。以前の設備(解放式釜)では、すり大豆を炊く際、炊きムラが発生し、雑味(大豆の青臭さ等)が残ってしまいましたが、密閉圧力式により、吹きこぼれや炊きムラが一切なく、均一にすり大豆を炊き込めるため、豆乳がさらに美味しくなります



とっぺ屋は、いつの時代も、健康なカラダと地域の食文化を支えます。

私たちは、今後も健康食品としての機能が十分に得られる製品づくり、嗜好品としても愛される製品づくりを続けてまいります。また、様々な料理に適応する万能食材として、豆腐料理の推進を図ってまいります。

飛騨地方では、豆腐は「とっぺ」と称されてきました。しかしながら、現在この飛騨ことばが徐々に薄れつつあります。地元食文化の継承はもちろん、言葉の文化も含め、飛騨のブランドを確立してまいります。